7月2日(土)に、福島を拠点に若者とボランティア活動を行う団体、フクシマ環境未来基地と協力して
若者に林業についてや(有)平子商店の歴史についてお話をする活動を行いました。
フクシマ環境未来基地の皆さんより、活動の様子についてレポートを頂きましたのでご紹介いたします。
【フクシマ環境未来基地によるレポート】
7月2日(土)に栃木県の学生・若手社会人を参加者として主に平子商店の事業について、東日本大震災発生当初・その後の支援活動について、震災・原発の林業への影響について平子社長にお話していただきました。
特に平子商店の成り立ちから現在に至るまでの歴史や事業の変化について詳しくお聞きしました。
お話を聞く前は、林業に対してぼんやりとしたイメージしか持っていなかった参加者のみなさんも話が進むに連れて、より具体的なイメージを持ち、林業を身近なものとして考えるいい機会となりました。
若者に期待することとして平子社長は「若い従業員たちが以前までの林業のイメージを払拭し、ポジティブな印象を持って仕事に取り組んでくれている。ボランティアで活動に参加してくれる皆さんにもそういう意識を持って活動に取り組んでほしい」というメッセージをいただきました。
また、東日本大震災当初の支援活動についてのお話では重機を使ってのがれきや障害物の撤去、生存者の捜索活動など、精神的にダメージを受けそうなものが多かったのですが、従業員のみなさんは自分たちにしかできない仕事ということで、やりがいや強い責任感を持って取り組んでいたというお話を伺いました。
そのお話を聞いて地元いわきの遠野出身の参加者の方は「地元に住んでいながら震災当初にそのような形で活動を行っていたことは知らなかった。私も何かあったときに微力でもいいので、地域のために動けるように備えていきたい。」という感想を述べていました。
森林ボランティア活動や地域活動に参加する若者たちにとってこれからの活動につながるお話をお聞きすることができました。
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