研修を行いました

年が明けてから随分とたってしまいましたが皆様明けましておめでとうございます。

暖冬と言われながらやはり冬は寒いですね。

 

さて、実は10年以上続いている研修講師。

その時の仕事の状況でメンバーは多少変わりますが大抵3名の講師で行っています。

各部の班長さんとベテラン講師。社長も責任者として参加します。

今回は林業アカデミー福島の生徒さん14名を迎えて行います。

研修期間は三日間です。

現場は会社から車で20分程林道を行った場所に停めて、

そこから作業道を徒歩で10分程歩いた皆伐現場です。

作業道が中々の急勾配なうえ泥濘や伐採作業で発生した枝などが沢山落ちてるので歩くだけでもきついんです。

生徒さん達も続々と上がってきますが皆息を切らしながらやってきます。

 


全員集まったところで

簡単な自己紹介と今回の研修の日程、

作業内容などを事前ミーティングで説明します。

社長からも如何に危険な作業でその中でも安全第一で作業を進める重要性など安全に関する話しを頂きました。

事前ミーティングが終わったところで、今回の研修はは三つの班に分かれて行います。


大まかに説明しますと、まずひとつの班はプロセッサーでの造材作業の研修。下記の写真ですと緑の重機での作業です。

残りの2つの班は、協力しながら三台の重機を使用しオレンジ色のグラップルで造材された木材をブルーのフォワーダに積んで運び、運ばれてきた材を積み荷からグラップルで下ろす。そして下ろし終わったらまた積み直して運ぶ。

というのをローテーションで行っていきます。

早速各班に分かれてまずは重機の事前点検の説明やグリスアップの確認、それが終わったら各作業に潜む危険箇所などの説明等が行われていきます。

アカデミーの生徒さん達も真剣な表情で講師の話を聞いてます。


各講師の説明が終わり、いよいよ順番に生徒さん達が作業を開始していきます。

皆慎重に作業を進めている印象で良いですね。

天気の急変で初日は暖かかったのに二日目から風が強く寒くなったりと大変でした。

あまりにも風が強く寒いので急遽待機場所に暴風壁を作るなど臨機応変な対応も余儀なくされましたが、

無事に事故も怪我も無く終了できました。

未来の担い手達の少しでも役に立てるよう、これからも平子商店は研修を続けていけたらと思います。

次回は緑の雇用の研修でしょうか?

 

重機作業はとにかく危険でひとつのミスが事故や怪我に直結しますので我々含め、

改めて安全第一、基本の重要性が認識出来た研修になったかと思います。

それでは研修のレポートはこの辺にて。

今年も一年ゼロ災でいこう!ヨシッ!